継続的な体重維持には筋肉をつけて代謝をあげることが重要

ダイエットはカロリー管理が重要です。摂取カロリーと消費カロリーさえしっかり管理できればいずれは必ず痩せることが可能です。しかし、そうして痩せてしまった場合リバウンドを防ぐためには、極端な話一生を終えるまでカロリー管理を続けなければいけないわけです。とはいっても人の意思はそんなに強固なものではありませんし、年をとるにつれてカロリー消費量も減っていってしまうため、リバウンドしていまう可能性はかなり高いです。そんな状況を防ぐためには、適度な筋肉をつけて代謝をあげていくことが重要なのです。代謝というのは基礎代謝のことで、イレギュラーな運動等による消費カロリーを除いた人間が生きていく上で必要となる最低限のカロリーのことです。これは車の燃費と同じ概念であり、人間は筋肉がつけばつくほど代謝が上がっていきます。アスリートともなれば、その基礎代謝は非常に高く、例えば長友選手などはあまりに筋肉量が多いため何もしていなくても熱を伴ってカロリーを消費してしまうそうです。そして、加齢による消費カロリーの低下に対抗して、筋肉量を増やし基礎代謝量を上げる事は、恒久的な体重維持の助けとなってくれます。また、筋肉量を増やすということは必ず何らかのトレーニングも伴いますので、そうした運動による消費カロリーの増加も見込めるというわけです。ある程度脂肪を減らして、満足に運動のできる体になった後は、少しずつ運動量を増やして筋肉をつけていき、代謝を増やしていきましょう。