妊娠中の爆発した食欲を煮干しと炭酸ミネラルウォーターで克服!

妊娠中私が一番苦労したのは体重管理です。妊娠初期のころは悪阻が酷く、妊婦が太りやすいなんて嘘だと思うぐらい食べることができなかったのですが、いざ安定期に入り爆発したのが食欲です。特に、それまで食べれなかった甘いものやスナック菓子等のお菓子を久しぶりに食べると驚くほど美味しくて、そのころは食べる嬉しさに感動して常に口を動かしている状態でした。ところが、1か月で5キロも太ってしまい、妊娠中は食べたら食べた分だけきっちりと体重に上乗せされるということを痛感してしまいました。さすがに、病院でも厳しく注意され、このままでは妊娠高血圧症になり、母子ともに危険な状態になってしまうと怒られ、初めてダイエットを真剣にしなくてはならないと思い立ちました。しかし、成長してくる赤ちゃんのためにもカロリーを極端に制限したり、栄養が偏ってしまうことは避けたいと思い実践したのが煮干しと炭酸ミネラルウォーターです。

それまではおやつになると甘いものやスナック菓子を食べたい分だけ食べていましたが、それがカロリーオーバーに繋がっていると感じ、間食は妊娠中に必要とされるカルシウムを摂ることができて、しかも低カロリーの煮干しに切り替えました。煮干しは、口寂しいときにポリポリと食べることができ、固いので何度も噛んで口を動かすことで満腹感が簡単に生まれおやつとしては最適でした。

また、飲み物もそれまでは甘い炭酸飲料やミルクティーが大好きだったのですが、炭酸のミネラルウォーターに変え、空腹を感じる度に飲むようにしました。最初は炭酸水の味気無さが物足りませんでしたが、徐々にあのさっぱりとした飲み心地がクセになり、また飲むことでお腹が膨らみ空腹感を抑えることができました。そして間食を抑える代わりに3食の食事はきっちりと摂るようにし、炭水化物であるごはんだけは1杯だけと決めてなるべくおかずを中心にお腹いっぱい食べるようにしました。

すると、次の検診では増えた体重が3キロ減り、その後は1か月1キロペースと健康的な値で推移することができました。煮干しと炭酸水を頑張ったおかげで、出産まで7キロ増えただけで収まり、出産後は妊娠前の体重にすぐに戻りました。妊娠中の、あの底なし沼のような食欲は本当に辛いですが、赤ちゃんにも健康的な低カロリーの食べ物を間食として取り入れれば赤ちゃんのためにもなり、体重も管理できまさに一石二鳥だと思います。